ぽっこりお腹は単純に腹筋を鍛えるだけでは解消できません。
内臓の内側にある筋肉が衰えてくるために起こる内臓下垂と内臓脂肪が原因だからです。
ここではインナーマッスルを鍛えて内臓脂肪を落としていく方法を学びます。
インナーマッスルの鍛え方
そんなに激しい運動をしなくても高齢者でもできる方法があります。
椅子に浅く腰掛けて足を横にずらします。
そのままつま先を伸ばして起こします。
このまま足を持ち上げて3秒間キープ。
次にかかとをおろして元の位置に戻します。
これを左右繰り返します。
もう少し頑張れそうなら、体を仰向けにしてへそに力をいれ、
へそをのぞき込むように体を起こして3秒キープ。
これを繰り返すのも体幹を鍛えるのに効果があります。
内臓脂肪にも注意しよう
食べすぎや高脂肪の食事を続けると内臓脂肪がつき、それもお腹ぽっこりの
原因となります。運動と食生活を見直すことで減らしていくことは可能です。
内臓脂肪を落とす食材
たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維を積極的にとりましょう。
緑黄色野菜、きのこ、海藻類、こんにゃくを食べて体の内側からすっきりさせます。
効果的な食材を覚えておけば便利です。
- キャベツ
不溶性の食物繊維なので満腹感を感じやすい食材。100gあたり23kcalと低カロリー。 - 青魚
EPAとよばれる成分が中性脂肪やコレステロールを抑えてくれます。
血行がよくなって代謝がよくなる効果もあるのでおすすめです。 - 豚肉
ビタミンB、L-カルニチンは脂肪燃焼効果、アラキドン酸が満腹感を感じさせる
ホルモンなので脂肪を燃やすのにもってこいです。 - トマト
リコピンは血糖値を下げて中性脂肪やコレステロールを抑える働きがあります。
血液がサラサラになるので脂肪がたまりにくくなるのです。 - オレンジ
イシトールという成分が肝臓の脂肪を流す効果があります。
1日に2個摂取すればいいのでオレンジジュースにすれば簡単に摂取できてしまいます。
飲み物でも内臓脂肪を落とせる
食事にプラスして飲み物も気を付ければより効果が上がりますし、簡単です。
- コーヒー
カフェインとクロロゲン酸は脂肪分解、燃焼効果があり、血行を良くする効果もあります。
食後に飲めば、食事でとった脂肪をためにくくします。 - 杜仲茶
ゲニポシド酸を含んでいて、脂肪を分解、コレステロールの吸収を抑える効果があります。
高血圧の予防やデトックス効果も。 - ローズヒップティー
ティリロサイドという成分が内臓脂肪を減らし、血糖値を下げる効果があります。
食事を気を付けるだけで内臓脂肪を落とすことが可能です。
運動もウォーキング程度のもので構いません。
断食ダイエットが流行っていますが、月に1日程度実践するのが正しい方法です。
くれぐれも無理はしないのが大事です。
